ついこの間リリースされたLUNA SEAのCD
「SYMPHONIC LUNA SEA」を買ってきましたよ~
THE ONEからA WILLまでのストリングス・アレンジ
(特に乱)を手がけられている「藤原いくろう」さんの作品で
LUNA SEAは関わっていない物なんですが
うん・・・意外に良い
意外というのは失礼に当たるのかも知れませんが
正直、LUNA SEAシングルの乱のストリングスアレンジは
最低というか何と言うか
過去にいじってくれたDJ KRUSHやd-kikuからすると
まともすぎるというか、曲をねじってくれる訳でもない
良くも悪くJ-POPで何の面白みも無いアレンジだったんですよね
コードがあって、それに載せるだけってな感じの
最近INORANやRYUICHIとからんでる葉山さん系の印象
それを象徴するように、A Willに収録されている乱ではストリングスが控えめになってます
だから、クラシック畑の人がアレンジすると既存の物に寄せるのか?ってな
思いがあったので、意外でした
自分がLUNA SEAを聞く感覚
一つの構成されている音を分解して捉えてくれたみたいなので
その感覚が近いって事もあり良かったのかな?
後は、原曲のアレンジを解体してオーケストラにしているだけなのも大きいのかな?
以前に、全く良さを理解できないので
作曲しているバンドマン目線で、ここをこうしている的な
レビューを書いてみても面白いじゃ無いかってな提案を受けましたが
やってみてもいいかなぁ~って思いましたよ~
その時は、雑誌媒体でしたが・・・
いわゆるフォークソングのアコギをエレキに変えたギターボーカルの曲が流行っている昨今で
やっぱり、構築された音を作っているバンドが少なくなってるのは寂しいので
少しでも興味を持ってもらえるといいんだけどなぁ・・・
映画とかアニメでもこの伏線がって教えられて
あぁ~そういった楽しみ方もあるんだ!って思うことが多いので
音楽もメロディとリズムだけを楽しむのではなく
少しの傷口をつけるだけで聞く幅は広がると思うんですよね
味覚の無い料理研究家の料理は食べたくないじゃないですか
それと同じように「聴覚が無い」って事がプラスの要素なるのもね・・・
まぁ最終的に好みって言う壁は誰にもあるんですけどね!
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